◎ケロイドとは 瘢痕組織が過剰に増殖したもので、痛みや痒みをともなうことがある皮膚の変
質。
生まれつきの体質上発生する場合と、怪我や手術跡などが原因で発生場合とがあ
ります。
交通事故やケガ等で目立つ傷跡が残ってしまった場合、形成外科手術で目立た
なくさせることができます。傷跡の部分や程度、時期によって治療法が異なりま
す。
傷跡の一種である「ケロイド」や「肥厚性瘢痕」の治療は困難なことが多いで
すのですが、程度によりきれいにすることもできます。
注射や内服薬で改善されるケースもあります
・治療方法
まず局所麻酔を行います。
ケロイドの周囲をわずかに残して切除して、回りの皮膚を縫い寄せます。特別な
方法で内側からこまかく縫って再発を予防します。
・治療について・備考
治療時間は、ケロイドの大きさにもよりますが、約20~30分で終了します。
痛みも少なく、局部麻酔を行う際に一瞬チクっとした痛みを伴うだけでしょう。
3日後に傷の状態のチェック、10日後に抜糸のための通院が必要になります。
あまり腫れることはありませんが、内出血のため赤あざや青あざができること
があります。内出血は1~2週間でおさまってきます。術後2~3日間ほど多少の痛
みが出ますが、痛み止めや化膿止めの内服薬のお薬を服用します。
○傷跡修正 交通事故やケガ等で目立つ傷跡が残ってしまった場合、形成外科手術で目立た
なくさせることができます。
・治療方法
まず局所麻酔を行い、傷跡が残っている箇所を切除、回りの皮膚を特別な方法で
傷跡が目立たないようにきれいに縫い寄せ手術を終了します。
顔面の傷の場合は、W形成術といって傷跡の周囲にギザギザの切開を入れ、その
まま縫合します。
縫合した傷がギザギザなので、一部がしわの方向に隠れ、目立たなくなります。
・治療について
局所麻酔を行なう時に、一瞬チクッと感じる程度の痛みがありますが、手術中は
ほとんど痛みを感じないでしょう。
部位により異なりますが、約40~60分が目安です。顔面の場合細かい縫合なので、
もう少し時間がかかります。
手術後5~7日後に抜糸のための通院が必要になります。
○頭部の傷跡(脱毛症) 交通事故ややけど、あるいは脳外科の手術跡などで、頭部に目立つ傷跡が残っ
てしまい、その部分が禿になってしまう場合があります。
脱毛の程度によって、その治療方法はさまざまあり、エキスパンダーで面積を拡
げ、拡がった量の皮膚で傷跡を
代表的なものが、脱毛した傷跡を切除し縫合する方法と、脱毛した傷跡の周囲の
皮膚を修正するエキスパンダー法で治療します。
・治療方法
まず傷跡の周囲に麻酔を行います。脱毛したところに沿って傷跡を切除し、細
い糸で縫合します。
・治療について
局所麻酔を行う時に、一瞬チクッと感じる程度の痛みがありますが、手術中は
ほとんど痛みを感じないでしょう。
傷跡の大きさにもよりますが手術は、約30~60で終了します。
手術後7日後に抜糸のための通院が必要になり、傷跡完治の目安は、約2~3ヵ月
です。
○エキスパンダー法 傷跡周囲の皮面積を拡げ、拡がった分で傷跡を修正する方法で改善します。
広範囲な皮膚、軟部組織欠損の修復法の一つです。シリコン製の風船を皮膚の下
に埋入し、そこに水(生理的食塩水)を少しずつ注入することにより風船を大き
くし、その上の皮膚を伸展させ、その皮膚を皮膚欠損部の修復に膚の利用する方
法です。
・治療方法
傷跡周囲とその近くの頭部の皮膚に局所麻酔を行います。
コンでできた風船のような形状をしたエキスパンダーをそこから入れます。エキ
スパンダーに接続するリザーバーと呼ばれる小さな部品も傷口から少し離して頭
皮の下に埋め込みます。バーの中に生理食塩水を1週間に1度位の割合で注入しな
がらエキスパンダーを膨らまし、エキスパンダー上の頭皮の面積をすこしづつ拡
げていきます。手術から3~4ヵ月たって充分な頭皮の拡大が得られた後に、治療
目的の脱毛部
傷跡の中に切開を入れ、頭皮を剥がし、シリこのリザーの修正をします。
・治療について
風船をふくらませるために何回か通院の必要があります。1週間に1度生理食塩
水を少しづつ入れるわけです。だいたい8~10回ほど通院してエキスパンダーを
満タンにします。
満タンになった状態で約1ヵ月間ほどおいておき、それから2回目の手術(仕上げ
の手術)になります。
傷跡完治の目安は、最終手術から約2ヵ月後です。
・合併症
エキスパンダーが入っていても、自覚は少なく、日常生活だけでなく運動など
も普通に行うことができます。
しかし、人工物が入っている場合、最も気をつけるの必要があることは、感染で
あり、特に埋入直後はきちんと消毒をするなどの必要があります。
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